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南海トラフ地震は、静岡県から宮崎県の沖合までの南海トラフ沿いのプレート境界で概ね100から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の昭和東南海地震(1944年)や昭和南海地震(1946年)が発生してからすでに約80年が経過しており、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態であると考えられています。
南海トラフ沿いで想定される最大規模の地震が発生した場合は、静岡県から宮崎県にかけての一部地域で最大震度7、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れに見舞われる可能性があるほか、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い範囲に10mを超える大津波の来襲が想定されています。
日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。