津波への備え
1.避難場所の確認
- 自宅や職場など、自分の生活圏の近くにある指定緊急避難所・津波避難ビル等の避難場所を確認しておきましょう。
- 建物の倒壊や地すべりなどで道路が通行不能になる場合も考え、できるだけ複数の避難場所を確認しておくとより安心です。
2.避難経路の確認
- 避難場所までの経路を、昼間と夜間、それぞれ実際に歩いて確認しておきましょう。
- その際、避難場所までの移動にかかる時間、避難経路の道幅、危険性のある箇所、街灯の有無なども確認しておいてください。
3.避難訓練の実施
実際に津波が発生した際に安全に避難するためには、知識だけでなく実践的な訓練も重要です。いざというときに備え、すばやく安全に避難できるよう、地域や職場などで津波避難訓練を実施しましょう。
※津波浸水想定区域・指定緊急避難所等はこちらで確認
津波からの避難
津波から自分の身を守るためには、「より早く、より安全な場所に避難すること」が重要です。
緊急時に備え、日頃から避難場所や避難経路、避難に要する時間などを確認しておきましょう。
津波からの避難の基本は浸水想定区域から離れて「より高いところ」への避難です。海とは逆方向の高台に避難しましょう。
迅速な避難
- 強い地震や長時間の揺れを感じたり、津波警報などの情報を得たときは、直ちに避難を開始しましょう。
- 自分の身を守ることを最優先に考え、荷物を取りに行ったりせず、急いで避難することを心掛けましょう。
※迅速な避難を行うためには、早く正確な情報を得ることが重要です。
「より高いところ」への避難
- 津波からの避難は、浸水想定区域から離れて「より高いところ」への避難が基本となります。可能であれば、海抜10メートル以上の高台へ避難しましょう。
- 避難が間に合わない場合は、鉄筋コンクリート造り若しくは鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物の3階以上を目安に避難してください。
- 市では、津波から身を守るための「指定緊急避難所」、「津波避難ビル」の指定を行っています。
- 津波到達までの時間が短いと予想される場合は、「遠いところ」ではなく、「高いところ」へ避難することを心掛けましょう。
海岸や川沿いでの避難
- 地震を感じなくても、津波警報が発表されたときは、直ちに海岸や川沿いから離れ、素早く安全な場所へ避難しましょう。
- 津波注意報でも、海水浴や磯釣りはすぐに中止し、安全な場所へ避難しましょう。
- 津波は繰り返しおそってきます。警報、注意報が解除されるまでは、絶対に海岸に近づかないようにしましょう。
周囲の助け合い
- 迅速に避難することは重要ですが、その場の状況でできる「助け合い」を行ってください。
- 津波から避難する際に、素早く避難することができない高齢者や小さな子ども、津波警報などに気付いていない方、観光客などでどこに避難してよいのかわからない方がいる場合は、可能な範囲での助け合いをお願いします。
- 手をとって避難する。逃げながら周囲にいる人に避難を呼びかける。など