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プラスチックは、私たちの生活に広く浸透し、利便性と恩恵をもたらしてきましたが、世界全体では毎年約800万トンものプラスチックごみが海洋へ流出していると推計されています。
このままでは、2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであります。
プラスチックは、非常に便利な素材ですが、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ、地球温暖化などの課題もあります。
私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、大分県では平成21年6月から県内の多くのスーパーなどでレジ袋の無料配布を中止しておりますが、令和2年7月1日からは、全国でプラスチック製買物袋、いわゆるレジ袋の有料化を行うこととなりました。
これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
皆さんも、レジ袋有料化をきっかけに自身のライフスタイルを見つめ直し、マイバッグを持ち歩くなど、できるところからプラスチックを賢く使う工夫をしてみましょう。
エコマネーを集めてマイバッグなどに交換できます。
詳しくはエコマネーについてをご覧ください。
買い物で持ち帰ったレジ袋の多くは、ごみとして捨てられます。
また、レジ袋は石油から作られており、燃やすと二酸化炭素が発生します。1枚のレジ袋を断ると、二酸化炭素の排出量を24g減らすことができます。
このようにレジ袋を削減することは、ごみ減量化と地球温暖化防止へとつながります。
“レジ袋は、いりません。”と、お買い物の際に言うだけで、レジ袋削減になります。
買い物する皆さんはレジ袋をもらわず、マイバッグを持参するようご協力をお願いします。
お買いものする際、下記のことを気をつけていただくだけで、レジ袋の使用頻度が減ります。