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30年ぶりの海外公演~天念寺修正鬼会ミラノ公演を実施しました~

ページID:0038642 更新日:2025年12月17日更新 印刷ページ表示

令和7年12月7日、六郷満山日本遺産推進協議会(会長:佐々木敏夫)が、イタリア・ミラノ市の芸術公開施設「Spirit de Milan」で「日本遺産くにさき 天念寺修正鬼会ミラノ公演」を実施しました。

この公演は、昨年12月にミラノ市在住の写真家アルビゼさんや、ミラノの人形劇作家ヴァレリオさんらが本市を訪れた際、「六郷満山寺院の仏教文化」に感銘を受けたことをきっかけに、両市間での相互文化交流事業の提案があり、文化庁のモデル事業「日本遺産魅力増進事業」の採択、9月に両市長による文書調印を経て実現しました。

ミラノ公演の全体写真

天念寺修正鬼会を担う長岩屋地区の住民7名と文化財室職員1名、日本遺産サポーター大学の別府大学から教員1名の計9名がミラノへ出発し、12月4日に到着しました。
その後、現地確認や打ち合わせ、木造舞台の建て込み、リハーサル、チラシの印刷・配置、現地メディアの取材などの準備を行い、公演の本番を迎えました。

公演チラシの写真

公演当日(12月17日)のミラノは、サンタンブロージョの祝日。会場のSpirit de Milan(ミラノ市の文化公開施設)もクリスマスマーケットでにぎわいを見せるなか、この日は昼・夜の2回公演が行われ、特に夜の公演では火を使った行事の再現も行い、会場に立ち見が出るほどの大盛況となりました。

賑わう会場の写真

公演では、香水棒を使って堂内の穢れを払う「香水」の法舞や、災払鬼・荒鬼を招く所作(「鬼招き」)、その後堂内で行われる所作(鬼とカイシャクが松明を持って舞う「キリダイ」・2体の鬼が松明の火を合わせる「火合わせ」・鬼が松明で肩や背中を叩く「御加持」など)を披露しました。

香水の写真

鬼が火合わせをしている写真

香水の法舞や御加持では、イタリアの皆さんにも参加していただき、特に御加持には50人以上の方が並ぶなど大盛況。

香水の法舞を行っている写真

御加持の写真

国東半島の人々に幸せを届ける鬼文化を体験して深く理解しようとするイタリアの皆さんに、天念寺修正鬼会の魅力を直接伝えられる良い機会となりました。
​今後は本公演で得た反応をふまえて、ヨーロッパ圏への誘客促進やPRを行う事業を展開していきます。

参加者の集合写真

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