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令和7年11月6日、大分空港のレセプションルームで、「日本遺産くにさき 修正鬼会ミラノ公演 産官学連携事業報告会」が行われました。

六郷満山日本遺産推進協議会(佐々木敏夫会長)と全日本空輸株式会社大分支店(武下豊支店長)、学校法人別府大学(友永植学長)は、今年12月にイタリア・ミラノ市で公演される「天念寺修正鬼会」を通じ、産官学で連携し、日本遺産「くにさき」の伝統文化を国内外へ発信します。
今回の事業報告会はその成功に向けた第一歩として行われました。

報告会では、はじめに、六郷満山日本遺産推進協議会会長の佐々木市長から「今回は安全な渡航をANA様に全面的に協力をいただくとともに、別府大学様にもヨーロッパの学会へのPRを担っていただけるようになりました。改めて心より感謝を申し上げます。公演を通じて国東半島の優れた鬼文化、そして日本遺産のストーリーをヨーロッパからの誘客や地域活性化につなげてまいりたいと思います」とあいさつがありました。

次に、ANA大分支店の武下支店長から「この産官学の報告会を開けることをANAとしても大変嬉しく思っております。ミラノ線が昨年12月に新規就航し、こういった形で人や物を運ぶことで、日本、大分、そして国東半島の優れた文化を、その架け橋として繋げるお手伝いができること大変嬉しく思っております」とあいさつがありました。

続いて、別府大学友永学長から「大分県の伝統文化が海外で紹介されますこと、大変喜ばしく、また誇らしく思っております。別府大学は六郷満山日本遺産推進協議会に推薦をいただきまして、文化庁から日本遺産サポート大学の認定をいただきました。このサポート大学としての最初のミッションがこの度のミラノ公演ということで大変光栄に思っております。学術的なサポートと、公演に加わるフランスのモンペリエ第3大学等との橋渡しの役割を果たさせていただきたいと思っております。伝統文化がヨーロッパに広く知られることで、観光振興のお役に立つことができればと思っております」とあいさつがありました。

あいさつの後には、天念寺修正鬼会ミラノ公演について六郷満山日本遺産推進協議会事務局から各報道機関に向けた事業の経過報告があり、質疑応答も行われました。

今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年11月12日(水曜日)~11月18日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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