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939年の歴史再び!~3年振りの若宮八幡神社秋季大祭・裸祭りが開催されました~

ページID:0010349 更新日:2022年11月7日更新 印刷ページ表示

燃え盛る大松明の明かりに照らされる川の中の川組、お神輿、ステージ上の太鼓
 11月4日~6、豊後高田市の秋の風物詩、日本三大裸祭りの一つとしても有名な「若宮八幡神社秋季大祭・裸祭り」が新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催され、多くの見物客が訪れました。

 若宮八幡神社秋季大祭・裸祭りは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、昨年、一昨年と開催を断念し、3年振りの開催となりました。

 今年で939年目と言われるこのお祭りは、お下り(4日)、お上り(6日)の両日開催。

 水上に設置されたステージでは、初参加の高田高校書道部の書道パフォーマンスや、河内中学校、豊後みさき太鼓、西叡太鼓大和・豊勇會による勇壮な太鼓演奏が会場を盛り上げました。

 さらに、神輿の入川を待つ河川敷では、橋の上から市弓道連盟会員が火矢を放ち「豊後大たいまつ(長さ約16m、重さ5t)」に点火。詰めかけた観衆から大きな歓声が上がりました。

お下り(11月4日) 

 お下りでは、御神輿は、若宮八幡本宮を出発し、狩衣姿の陸組の男衆により大鳥居まで担がれ、締め込み姿の川組へと引き継がれます。

 神輿を受け取った川組は、川沿いの道を練り歩いた後、冷たい川の中へと歩みを進めます。川の中で、川組の男衆が3本締めで気合いを入れては、豪快な水しぶきを上げる場面も見どころのひとつ。

 無事に川を渡った神輿は、対岸で川組から再び陸組に引継ぎされ、陸組は是永町を出発して気合を入れて担ぎます。途中、宇佐神宮の遥拝所で祈願してから、宮町に向けて再出発し、御神輿は下宮(宮町)に納められました。

下宮を参拝する川組本宮から神輿を担ぎだす陸組
特設ステージ上での河内中学校の太鼓演奏特設ステージ上での高田高校書道部のパフォーマンス

強い向かい風の中、火矢を放つ弓道連盟会員陸組から引き継いだ神輿を桂川の中で担ぐ川組
川の中で水を掛け合う川組特設ステージ上での豊後みさき太鼓

下宮へ向かう途中の宇佐神宮遥拝所での様子お神輿が到着した下宮での陸組の様子

中日(11月5日) 

 本大祭に合わせて、宮町で「下宮フェスティバル」が行われ、抽選会付きの「昭和の町いきいきウォークラリー」や「ビンゴゲーム大会」、「歌謡大会」などが開催されました。

 また、河川敷では、明日のお上りに向けて、大たいまつの付け替え作業が急ピッチで行われました。

6日のお上りに向けて、急ピッチで進める大松明の建て替え
昭和の町いきいきウォークラリービンゴゲーム大会の様子

お上り(11月6日) 

 お上りは、お下りと逆の順路となり、下宮から本宮までの道のりを陸組と川組がお神輿を担ぎます。
 まず、陸組の男衆に担がれ下宮を出た御神輿は、勇ましい掛け声とともに街を練り歩き、是永町の川岸で待つ川組に引き継がれ、桂川の中へ。

 気合十分の川組男衆に担がれ川を渡った神輿は、大鳥居前で再び陸組に引き継がれ、若宮八幡の本宮へと帰りました。

陸組の手で下宮を出発するお神輿特設ステージでの豊後みさき太鼓の演奏
大松明に向けて放たれる火矢川の中でお神輿を担ぐ川組

特設会場の多くのお客様お客様を前に三本締めを行う川組会長
燃え盛る大松明をバックに特設ステージでの太鼓演奏ステージ上での太鼓演奏の様子2

陸組により大鳥居くぐるお神輿本宮到着後、陸組にあいさつを行う河野維持会会長

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