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11月20日、御玉橋近辺の桂川で、ウナギの隠れ処や餌場を確保する石倉カゴ増殖礁が10基設置されました。
この石倉カゴは、昨年10月に少し上流に設置し調査中の10基に加えて新たに設置されたもので、ポリエステル製の網カゴに石を詰めて、ウナギの隠れ処や餌場を確保するものです。設置後のモニタリングにより、隠れ処としての設置効果を九州大学大学院の協力で調査・検証を行います。
この日、桂川漁業協同組合(室屋弘栄 組合長)の組合員など14名が参加し、手作業で網カゴの中に石を詰めて石倉カゴ10基を作成し、重機を使って御玉橋のたもとに沈めました。
今回、設置した石倉カゴのうち3基は、来年1月に引き上げて、ウナギの住処として使われているか、ウナギのほかにどのような生物が住み着いているかなどのモニタリング調査を実施。その後も継続して調査が行われる予定です。