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令和7年9月12日、都甲地域歴史資料展示場で都甲史戴星塾(河野三男塾長)主催で吉弘公425回忌法要と戦国案山子公開イベントが行われました。
これは、都甲地域ゆかりの戦国武将“吉弘統幸”の425回忌の法要と、戴星塾の会員や戴星学園の生徒などが2か月かけて案山子50体で吉弘公の生涯を表現した戦国案山子の公開イベントです。(9月6日の内覧会の様子→「吉弘統幸の生涯を形に~戦国案山子展示事前内覧会が開催されました~」)
開会式では、はじめに河野塾長から「郷土の戦国武将吉弘統幸公の425回忌法要と、吉弘公の生涯を取り上げ、次世代・後世に引き継ぐ何かがないかと、皆さん方と思案した結果、塾生が一丸となって、戦国案山子50体の制作に取り組みました。7月から約2か月間、塾生や、戴星学園の児童生徒のみなさん、老人クラブの方々のご協力の元、残暑厳しい日々にも屈せず、一枚岩となってこの日を迎えることができました。この後は4日間、ここに展示しまして、田染の案山子コンクールにも出展します。今日は私たちの作った戦国案山子を楽しんでいただきたいと思います」とあいさつがあり、続いて活動報告が実行委員長の中野幸輔さんからありました。
その後、来賓の佐々木敏夫市長から「こうして吉弘公の生涯を案山子で紹介するというのはめずらしく素晴らしい取り組みだと思っております。吉弘公は、大友氏の戦いに負けると分かっていても参加して討ち死にしたという義理人情に厚い武将だなと思っております。歴史の大切さ、また、こういった取り組みで歴史や文化をこの都甲地区から継承していただいている皆さん方の取り組みに敬意を表します」とあいさつがあり、野﨑良市議会副議長、井ノ口憲治市議会議員からもそれぞれあいさつがありました。
その後、来賓や塾長による焼香が行われ、来賓として出席していたスーパーボランティアの尾畠春夫さんも焼香を行いました。
この日は多くの来場者が会場を訪れ、戦国案山子の展示を見て楽しんでいました。
戴星学園の中学生も会場を訪れ、解説を聞きながら案山子の展示を見て回りました。
また、都甲地域出身の生徒3名が、吉弘公、吉弘公の叔父の高橋紹運、吉弘公の従弟の立花宗茂の甲冑姿で会場に華を添えました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年9月17日(水曜日)~9月23日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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