本文
令和7年4月29日、豊後高田昭和の町商店街の中央通りにある「昭和の町展示館」が、昭和100年となる節目の年にリニューアルオープンしました。
これは、豊後高田昭和の町が作品のコンセプトに合致するとして、令和7年3月まで大阪府泉佐野市のショッピングモールで常設展示していた造形作家「南條亮(なんじょうあきら)」さんのジオラマ作品の一部(約550体)を無償で譲り受け、昭和の町展示館をリニューアルして常設展示することになったものです。
オープニングでは、豊後高田市観光まちづくり株式会社代表取締役の佐々木市長が「今回のリニューアルに際し、作家・南條亮さんの貴重なジオラマの作品を無償でご提供いただきましてありがとうございます。おかげさまで昭和100年という節目の年に、豊後高田昭和の町にまた一つ新たな魅力が加わりました。細部まで作りこまれたジオラマ作品は、どれも見応えのあるものばかりで、昭和の人々の暮らしがリアルに再現されています。ぜひ、多くの皆様にご覧になっていただければと思います」とあいさつ。
続いて、来賓を代表して佐藤之則大分県議会議員から「昭和の面影が残るこの商店街に新たな魅力が加わりとても嬉しく思います。じっくり見ると、昭和の時代の風俗や人間の喜怒哀楽が作品にしっかりと表れているなと感じました」とあいさつがありました。
その後、南條亮さんの妻・洋子さんから、ジオラマ作品の紹介があり、「このジオラマは、明治から高度経済成長期までの約100年間の大阪の町を表現しています。ジオラマを通して、移り変わりゆく時代の中で私たちが何を学び、どのような未来を歩んでいくのかを問いかけています。実際に昭和の時代を知る大人だけでなく、今の子どもたちも見てきっと何かを感じてもらえるものがあるかと思います。昭和へタイムスリップしたかのような気持ちになるこの豊後高田昭和の町で、より多くの方々にジオラマを通して昭和の雰囲気を感じていただければと思います」とあいさつがありました。
最後に、関係者一同がくす玉を割り、リニューアルした昭和の町展示館が開館しました。
開館後、館内はすぐに人でいっぱいになり、この日は417名の来場者で賑わいました。
来場者は、昭和20年代から30年代の町並みや学校の様子など人々の暮らしの様子が忠実に再現された作品を楽しんでいました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年5月7日(水曜日)~5月13日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
豊後高田市の出来事などを随時発信しています。
友だち登録は下記バナーをタップしてください。
<外部リンク>