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8月22日、田染公民館主催の「令和4年度高年大学」の第1回講座として、高齢者を対象にした消費者教育出前講座が行われました。
この日は、市消費生活センターの渡辺佳世相談員から、訪問販売、電話勧誘販売に関するトラブルの事例や対策を具体的に学びました。
渡辺相談員は「高齢者は、お金・健康・孤独という3つの不安を抱えていると言われています。悪質業者は、これらの不安につけこんで、貯金や年金などの財産をねらってきます。」と注意を呼びかけ、市内の状況や、正しい断り方、クーリングオフの方法等について説明しました。
受講を終えた参加者は、「今朝も怪しい電話がかかってきたのですぐに切った」「電話で話しただけで契約が成立してしまうというのは知らなかったのでとても驚いた」など、感想を話してくれました。
悪質業者は、高齢者の財産をねらって、次々と新しい手口で悪質商法を行っています。このような消費者トラブルを未然に防ぐためには、ご自身が消費生活について関心を持っていただくことはもちろん、ご家族やご近所の方など、周りの方のサポートも重要です。
他人事と思わず、トラブルに巻き込まれないように日ごろから意識することで、自分や周りの人の大切な財産を守りましょう!