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7月25日、地域おこし協力隊員として「『そば打ち×農業』による田染地域振興事業」に携わる緒方文彦さん(福岡市出身)に佐々木市長が委嘱状を交付しました。
緒方さんは、ホテルマン、バナナボート牽引のアルバイト、飲食店で創作料理を提供するという幅広い勤務を経験。
昨年、国東半島を初めて訪れた際に、”他では味わえないとても心地良い場所”と感銘を受け、ここで暮らしたいという思いから移住を決意。その際に、以前から挑戦したいと思っていた「農業」と「そば打ち」に携われる地域おこし協力隊の存在を知り、今回応募されたそうです。
今後3年間、本市の特産品「そば」の消費拡大に向け、緒方さん自身がそば打ち職人となり、そば屋の開業を目指すほか、農業の担い手としてそばや大豆、水稲などの生産活動、田染地域にある観光資源を活かした観光振興、地元の農産物を使った加工品の開発・販売などの活動に携わります。
緒方さんは「一から農業を学び、今後そば屋を開業した際には、料理好きの知識を活かして、マテ貝など地元の食材を使用した料理を提供できれば」と意気込みを語ってくれました。
豊後高田市は西日本有数のそば産地。
全国的にも珍しい年2回(春・秋)の新そばが味わえます。