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令和7年2月28日、健康交流センター花いろで、日本赤十字社大分県支部豊後高田市赤十字奉仕団主催の「乳幼児のための防災講座」が開催され、子育て中のママさんとNPO法人アンジュ・ママンの関係者など約10名が参加し、乳幼児の救命処置や非常時の炊き出しについての講習を受講しました。
始めに、講師の日本赤十字社大分県支部の沖本佳代さんから、災害時でも手軽に温かい食事を作れる強化ポリエチレン製の袋「ハイゼックス」を使用した白米の炊飯についての説明を聞き、その後調理室で実際にご飯と蒸しパンづくりに挑戦しました。
参加者はハイゼックスに材料を入れ、空気を抜く作業に手こずりながらも、炊飯前の袋を完成させていました。
*ハイゼックスでの炊飯方法を動画でご覧いただけます。
【非常食】ハイゼックス(炊飯袋)を使った非常炊き出し(日赤大分)<外部リンク>
続いて、ご飯と蒸しパンができるまでの間、乳幼児の心肺蘇生や気道異物除去などの話を聞き、実際に赤ちゃんの人形を使っての一次救命処置の実技指導を受けました。
受講者は、AEDの扱い方や喉の異物を取り出す背部叩打法などの実技に真剣に取り組んでいました。
講習が終了する頃に、ご飯と蒸しパンが出来上がり、ご飯を試食した参加者からは「普通のご飯と変わらない」、「塩昆布を入れた方は凄く美味しい」などの声が上がっていました。
また、「ハイゼックスの存在を知らなかった。今回参加してこんなに簡単に炊飯できることを知って、良かったです」と受講の感想も話してくれました。
赤十字奉仕団とは・・・「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会に貢献したい」という思いを持った方々によって市区町村ごとに組織されたボランティアグループ。主に、高齢者支援活動や児童の健全育成活動、災害救護・防災活動、赤十字のPR活動などを行っています。
(関連リンク)日本赤十字社<外部リンク>
興味のある方は、下記までお問い合わせください。
豊後高田市赤十字奉仕団(電話0978-25-6178)
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年3月5日(水曜日)~3月11日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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