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6月6日、河内小学校で本年度、初の「消費者教育出前授業」が開催されました。
市消費生活センターの渡辺佳世相談員が講師になり、身近なところにある「契約」について、基本的な性質や心構え、注意事項など、小学生が関わりがちなネットでの事例を紹介しながら説明しました。
この日、出前授業を受けたのは、河内小学校5・6年生の6人。日常の買い物や散髪、レストランでの食事など、自分たちの知らないうちに「契約」に触れていること、契約とは法律上の責任を伴うことなどを学びました。また、小学生が関わりがちなインターネットを通じたゲーム課金などのトラブル事例などを紹介。児童たちは、身近に潜むトラブルとその対処法を真剣に聞き入っていました。
参加した銅野男児さん(小5)は「サイトの画面に急に請求金額が表示されることに驚き、怖いなと思いました。これから気を付けていきたいです。」と感想を話してくれました。
授業の最後には、生徒一人ひとりに「小学生の消費生活ノート」が配られ、渡辺相談員からその活用方法などの説明がありました。
本年4月から始まった成年年齢の20歳から18歳への引き下げもあり、こうした若年層への消費者教育がますます重要になっています。市では、今後、市内各小・中学校で消費者教育出前授業を推進していきます。
消費トラブルを防ぐために、今一度、基礎知識やトラブルに遭わないための注意点を見直しましょう。
詳しくは「困ったときは消費生活相談に連絡を」のページをご覧ください。