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大寒を前に寒晒し(かんざらし)そばの仕込み始まる

ページID:0030703 更新日:2025年1月21日更新 印刷ページ表示

令和7年1月18日、市内香々地三重地区(夷)の荒谷湧水地で、「寒晒しそば」の浸水式が行われました。

「寒晒しそば」作りは、同地区の香々地~Mie~デザイン会議(板井俊作会長)のメンバーが、地域おこしの一環として平成26年から始めた取り組みで、浸水式は、一年で一番冷え込え込みが強くなる大寒の時期に、玄そばを冷たい湧き水に浸ける「寒晒しそば」の仕込みとして毎年行う行事です。

浸水式神事の様子

「寒晒しそば」は、冷水に浸けることで余分なアクや渋みが抜け、甘味と風味が増し、舌ざわりが良くなるといわれ、九州では唯一この地域のみで作られ、食べることができる希少なそばです。

浸水式は、同会議メンバーや地元関係者の他、香々地中学校1・2年生の7名が参加し、神事が執り行われた後、白装束の板井会長が玄そばを入れた袋(6袋・計90Kg)を、冷たい湧き水の中に浸していきました。

浸水前の玄そばが入った袋

白装束の板井会長が冷水に入り、玄そばを浸している様子
板井会長は、「今年度は、そばの栽培面積を増やしました。気候の影響で色々な作物が不良といわれる中で、猪や鹿の被害は少しありましたが、昨年より収穫量は多く、そばの実も粒が大きいです。今年も美味しいそばを提供することができるのではないかと思います」と笑顔で話してくれました。

今年のそばの状況を話す板井会長

浸水式終了後、参加者は同会議のメンバーから振舞われたぜんざいで体を温めていました。

振舞われたぜんざいを食べる参加者

今回仕込まれた寒晒しそばは、製粉後、最初に香々地中学校のそば打ち体験で使用され、その後同地区の旧三重小学校で行われる「寒晒しそばフェア」(5月連休明けに開催予定)で、手打ちそばとして提供(販売)される予定です。

(昨年3月16日に行われた寒晒しそばフェアの様子)

https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/dekigoto/23519.html

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