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令和6年10月25日、健康交流センター花いろで、ホームスタートアンジュ・ビジター交流会(主催:NPO法人アンジュ・ママン)の「赤十字防災セミナー」が開催されました。
これは、日本赤十字社大分県支部と豊後高田市赤十字奉仕団※(渡部恵美子委員長)の協力により行われたセミナーで、同支部の沖本佳代さんを講師に迎え、ホームスタート・ビジター(子育て家庭を訪問し、子育てをサポートする地域のボランティア)11名が受講しました。
始めに、講師の沖本さんから災害時の炊出しの目的のほか、ハイゼックスが使われるようになった経過やメリットなどの説明を受け、その後調理室に移動して、ハイゼックスでの白米の炊出しを体験しました。
参加者はハイゼックスに、白米と水、お吸い物の素を入れ、炊飯時に破裂しないように空気をしっかり抜き、輪ゴムで袋の口を縛った後、沸騰したお湯に入れました。
ハイゼックスでの炊飯は約30分。炊き上がるまでの間、研修室で家具安全対策の講習を受けました。
ハイゼックスの使い方を視聴できます。
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【非常食】ハイゼックス(炊飯袋)を使った非常炊き出し(日赤大分)<外部リンク>
参加者は日本赤十字社が提供する「家具安全対策ゲーム(KAG)」で、自宅の居間など、家具の配置の平面図を書き、地震があった場合の危険個所について参加者同士で話し合い、沖本さんにアドバイスをもらっていました。
また、家具の転倒防止対策グッズの紹介や取扱い方法などの説明では、どこで買えるのか、どんな場所で使えるのかなど、真剣な様子で聞いていました。
最後に、炊き上がったご飯が研修室に運ばれ、みんなで試食。
今回は、お吸い物の素を入れた炊き込みご飯風の仕上がりに、参加者からは「香りが良いね」「少しもっちりしてるのかな」など感想がありました。
参加者の北永正子さんは「今日は防災について再確認ができて良かったです。帰ってさっそく食器棚の整理をします。ビジターとしても、小さいお子さんがいる家庭を訪問する際は、身近な危ない物など今日の講座の内容を伝えることができたらと思います」と感想を話してくれました。
赤十字奉仕団は「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会に貢献したい」という思いを持った方々によって市区町村ごとに組織されたボランティアグループです。
主に、高齢者支援活動や児童の健全育成活動、災害救護・防災活動、赤十字のPR活動などを行っています。
(関連リンク)日本赤十字社▶https://www.jrc.or.jp/<外部リンク><外部リンク>
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■豊後高田市赤十字奉仕団(電話0978-25-6178)
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