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令和6年8月22日、小学生児童による豊後高田市の歴史(文化・文化財)探訪研修を行いました。
これは、国際ソロプチミスト二豊様からいただいたご寄附を財源として、小学生を対象に実施する事業で、主体的・対話的で深い学びにつなげ、故郷のすばらしさにふれ、故郷を更に愛する心を醸成するために行っています。
今年度は、市内の小学校児童23名が参加し、六郷満山の中でも特に歴史的価値の高い3か所を巡りました。
初めに、真玉公民館で出発式を行い、河野教育長から「今日皆さんが訪れる場所は文化・文化財の宝庫として国東半島の中心部分の寺院や神社になります。職員がみなさんにどういう素晴らしさ、歴史があるのか詳しく説明しますので、今度は皆さんが、お友達、家庭の人にその説明をする人になってほしいと思います」
国際ソロプチミスト二豊の川端恵子会長から「参加される児童の皆さんは豊後高田市の様々な歴史や文化に触れ、今日一日楽しく見学を行ってください。子どもの頃の経験は大人になっても忘れることのできない思い出のひとつです。この研修が皆様方にとってたくさんの思い出が残る研修であることを願っております」
児童代表の飛田さくらさんから「私たち児童会の代表は今日をとても楽しみに待っていました。それはこれまでは知らなかった豊後高田市の名勝や史跡のすばらしさを直接学ぶことができるからです。私は学校の代表として今日の研修に参加できることに期待と責任を強く感じています。他校の代表も同じと思います。今日一日の研修を通して私たちが故郷に誇りを持ち、これからの未来に夢を抱いて力強く羽ばたいていくときの宝物にしたいと思います。そして見たこと感じたことを自分の考えとして自分たちの学校に広げていきたいと思います」と、それぞれあいさつがありました。
研修では、事前にそれぞれの場所を学校ごとに担当して調べてきた内容をもとに、発表や質問を行い、文化財室の職員が解説、質問への回答を行いました。
長安寺ではご住職も児童の質問に答えてくれました。
また、特別に収蔵庫に保管されている『太郎天像』『二童子立像』を見せていただき、児童たちは熱心に話を聞きながらメモを取っていました。
修正鬼会が行われるお堂内では、鬼にまつわる質問や修正鬼会に関する質問などがあり、児童は解説を楽しそうに聞いていました。
鬼会の里では、特別に無明橋実物大レプリカを渡らせてもらい、児童たちは貴重な経験に目を輝かせていました。
夷岩屋では、霊仙寺・実相院・六所神社を見学し、真剣に話を聞く児童の姿が見られました。
最後に解散式を行い、河野学校教育課長からあいさつがあった後、児童を代表して、大森結心さん、小野莉緒奈さん、松尾栞菜さんからそれぞれ感想と、感謝の言葉がありました。
ぶんごたかだ文化財ライブラリーVol.4『 豊後高田の仏像十選 』
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年8月28日(水曜日)~9月3日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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