減塩に慣れよう！　～食推協の手作り減塩弁当付き“みんな de HM教室”～

　11月12日、健康交流センター花いろで、みんなde HM（ヘルスメンテナンス）教室in高田の第8回講義が開催されました。
　この教室は、糖尿病を原因とする腎機能の低下を早期に予防するため、専門家の指導による運動（ストレッチ、有酸素運動、筋力トレーニング）や医師の講話、栄養指導などを組み合わせたもので、9月3日の第1回から1月21日までの全11回開催されます。

　第8回は、減糖・減塩についての講話と実習を実施。まず、健康推進課の森田管理栄養士が第5回で説明した減塩のコツや血糖値を上げない食べ方のコツの振り返りを実施。続いて、食塩が含まれたろ紙を食塩濃度が低いものから順番に口に含むことで、自分がどの食塩濃度から塩からいと感じるかを判定する実習を行い、自分の塩分に対する感じ方の再確認を行いました。また、間食としてとる菓子類などとごはんの栄養成分比較を行い、エネルギーと糖質量、脂質量の違いについても学びました。

　また、今回の講話・実習中に、市食生活改善推進協議会（福濱アサカ会長）会員8名が同センターの調理室で手作りの減塩弁当を作りました。メニューは、市が作成した「カラダにやさしいレシピ第2弾」の中から、豚の生姜焼き、ツナポテトサラダ、“豊後高だし”を使ったカボスの味噌汁（塩分0.7％）と麦ごはんをセットにしたもの。当日の朝から、下ごしらえ、豊後高だしをつかった出汁とり、おかずなどの調理、HM教室の受講者別の麦ごはんの用意などを行い、講話終了時間までに美味しい減塩弁当を作り上げました。

　講話の最後には、弁当の調理が終わって駆け付けた市食推協の福濱会長より受講者に向け、本日の減塩メニューの紹介と豊後高だしの利用した減塩への取り組みをお願いしたあと、受講者は手作り弁当を受け取りました。

～第7回までの様子～

　11月12日で8回目となるみんなde HM教室in高田は、健康維持を目指して次のようなさまざまな講座・活動を行ってきました。
　これまで受講した運動や生活習慣改善について、受講者は各家庭でも継続して実践しています。12月3日の第10回講座では、体力測定や各種検査などが実施され、最終回の第11回講座で生活習慣改善状況などが発表される予定となっています。
　みなさんの頑張りが健康維持・改善に繋がることが期待されます。

• 今回ご紹介したレシピ（マイヘルシーレシピ第2弾）は、こちら
  （市HP「クックパッドに公式キッチンを開設～ヘルシーメニューを公開中～」へジャンプ）
• 減塩特集を掲載した令和2年度市報11月号は、こちら
• 「豊後高だし」のご紹介は、こちら