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10月6日、高田中学校にて「認知症サポーター養成講座」が開催されました。
この講座は、中学生に認知症や認知症の方への対応方法などを正しく理解してもらい、認知症の人やその家族を見守るサポーターとなってもらうことを目的として、市内の全ての中学一年生を対象に開催しているもので、今年度は市内6校の中学1年生180人が受講する予定です。
この日、高田中学校では、密を避けるために1年生5クラスのうち2クラス(54名)が受講しました。
講師は「キャラバン・メイト」の千嶋病院看護師 竹本章子さん。認知症に関するDVDを視聴した後に、教材や自分の体験をもとに、認知症の方への接し方や心構えなどを身振り手振りを交えながら説明し「認知症の人に特別なことは必要ありませんが、まちで出会ったら、後ろからではなく前に回ってどうかしましたか?と声をかけてほしい。そういった勇気を出して欲しいと思います。」と呼びかけました。
生徒からは代表して工藤琉央(くどう るお)さんが「自分が出会ったときの対応方法を詳しく知ることができ、今後そのようなことがあったら実行しようと思います。」と発表してくれました。
豊後高田市は、9月29日時点で4,033人が養成講座を受講し、認知症サポーターとしてオレンジリングを受け取っています。
すべての人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、みなさんも認知症サポーターになりませんか?
リンク:認知症サポーターになりませんか?(市HP)