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7月8日、西日本有数の白ねぎ産地である市内呉崎で、大分広域白ねぎ就農学校の竣工式が行われました。従来の就農研修は自治体毎に行うものが主流ですが、同校は県全域で就農できる県内初の研修施設。新規就農者の確保・育成による産地の維持・ブランド化を目的に、大分県農業協同組合が運営するものです。
竣工式には、関係者約40人が出席。神事が行われた後、主催者を代表して北﨑安行経営管理委員が「本校は、栽培から農業経営まで幅広いカリキュラムにより実践的な研修施設になっています。担い手不足を解消し、ブランド化に貢献していきたい」とあいさつ。来賓として出席した佐々木市長は「白ねぎ産地である本市としても、新たな風を呼び込むチャンスとうれしく思っています。移住・定住にもつながるものと期待しています」とあいさつしました。
今回完成した研修棟(110平方メートル)は、同農協の白ネギ集出荷場の敷地内に新設。教室と作業部屋、倉庫が備えられ、育苗ハウス(120平方メートル)が隣接しています。1.2ヘクタールの研修圃場もあり、トラクターや播種機などの農機具も充実しています
市内で新たに農業経営を始める意思がある方に対して、豊後高田市独自の就農支援もあります。就農相談会や定住支援、研修制度、研修中の家賃・生活資金の支援等、詳しくは下記サイトをご覧ください。
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