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11月29日、健康交流センター花いろで、おしゃべり広場(主催:NPO法人アンジュ・ママン)第6回「乳幼児のための防災講座」が開催されました。
これは、日本赤十字社大分県支部と豊後高田市赤十字奉仕団※(渡部恵美子委員長)の協力で、小学生以下のお子さんを子育て中の保護者5名が参加して開催されたもので、同支部の北島純子氏と沖本佳代氏の2名の講師によるハイゼックス袋を使った調理と乳幼児の一時救命処置の講座が行われました。
最初に、災害時にご飯や蒸しパンなどを衛生的に作ることができる「炊飯袋(ハイゼックス袋)」の説明を受け、調理室に移動して、炊飯と蒸しパン作りに挑戦。
ハイゼックス袋を使用して炊飯する際の注意点やハイゼックス袋の代用として市販の強化ポリエチレン袋で蒸しパンなどが調理できることを学びました。
続いて、ご飯と蒸しパンができるまでの間、乳幼児が喉を詰まらせた場合の救命方法の説明を受け、受講生は人形を使っての心肺蘇生法やAEDの操作方法などの実践に熱心に取り組みました。
最後に炊きあがったご飯で作られた塩おむすびと蒸しパンが運ばれ、試食した受講者は「ご飯は炊飯器で炊いたものより美味しいかも」や「蒸しパンがもっちり」など感想を話していました。
8か月のお子さんがいるという受講者は「救命についての知識がなかったので参加できて良かった。普段の調理でも参考にできそうです」と感想を話してくれました。
※赤十字奉仕団とは・・・「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会に貢献したい」という思いを持った方々によって市区町村ごとに組織されたボランティアグループ。主に、高齢者支援活動や児童の健全育成活動、災害救護・防災活動、赤十字のPR活動などを行っています。
(関連リンク)日本赤十字社▶https://www.jrc.or.jp/<外部リンク>
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■豊後高田市赤十字奉仕団(電話0978-25-6178)
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