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3月19日、市内臼野の養殖池で、「岬ガザミ」※の収穫体験が行われました。
※香々地で水揚げされる大型のワタリガニで、平成25年1月に特許庁の“地域団体商標”に登録された、豊後高田を代表する水産物です。
これは、岬ガザミの安定的な収穫と提供を目的に、全国でも成功した事例のないガザミの完全養殖に挑戦するため、豊後高田市水産振興養殖事業促進協議会※がクラウドファンディングで資金を募り、支援していただいた方に体験型の返礼として行われたものです。
※大分県漁業協同組合香々地支店、漁業者、大分県(協力機関)、豊後高田市で組織する団体。
岬ガザミの収穫体験は豊後高田市初の取り組み。
晴天に恵まれたこの日は市内外から40世帯76人の方が参加しました。
参加者は熊手や鍬などで砂の中のガザミを掘り起こし、カニのはさみに気を付けながら収穫を楽しみました。
収穫されたカニは全部で465匹。
昨年6月に養殖池に放流した時は1センチ程の稚ガニが、約9か月で20センチ程に成長しているカニもいました。
捕れたカニは個体数を把握するために協議会に渡され、参加者にはお土産用として、事前に準備されたカニが数匹ずつ配られました。
参加者は、一番美味しい食べ方を地元の方に聞いたり、「楽しかった!今日の夕食はカニ三昧!」など、嬉しそうに感想を話していました。
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