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令和8年2月23日、市内長岩屋の天念寺で、五穀豊穣と無病息災を祈る千年以上続く伝統行事「天念寺修正鬼会」(てんねんじしゅじょうおにえ:国指定重要無形民俗文化財・日本ユネスコ協会連盟未来遺産)が行われました。
この修正鬼会は、六郷満山天台寺院の住職や地元住民などによって継承される行事で、毎年、旧暦の正月7日に開催。日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』の象徴ともいえるもので、六郷満山の鬼は、「鬼を追い払う」のではなく、「鬼に姿を変えた祖先を出迎える」という考えのもとに行われるもので、鬼は五穀豊穣をもたらす良い鬼という捉え方をしています。
この日は、15時から、華やかな法衣に身を包んだ僧侶と楽師(戴星学園の児童生徒)が講堂に集まり、昼の勤行が行われ、勤行の終盤には、辛い味噌を焼餅に塗った恒例の「鬼の目覚まし」が僧侶と楽師に振る舞われました。
19時には、川中不動前で僧侶たちが読経する中、テイレシ(介錯)たちが、極寒の川に入り身を清めました(垢離取り)。その後、約4mの巨大たいまつ3本に火がつけられ、講堂前、身濯神社前、本堂寄りに立てられた後、講堂や神社の石段に大松明を振り、松明同士をぶつけ合い、盛大に火の粉が夜空に舞い飛びました(タイアゲ)。
続いて、講堂内では、僧侶たちによる夜の勤行のあと、「米華(まいけ)」「開白(かいはく)」「香水(こうずい)」「鈴鬼(すずおに)」といった様々な法舞が行われ、参拝客も飛び入りで参加しました。
22時頃には、災払鬼(赤鬼)と荒鬼(黒鬼)が登場。それぞれの鬼が堂内を舞い、燃えさかる松明を手にしたテイレシ(介錯)たちとともに堂内を所狭しと「ホーレンショーヨ、ソラオンニワヘ」と連呼しながら暴れまわると、堂内は火の粉が舞い、満員の堂内は騒然となりました。
その後、鬼の目に見立てた餅を取り合う「鬼の目餅撒き」や、鬼がたいまつで背中などを叩く「加持」が行われ、参拝客は1年の無事を祈願。最後に、餅まきが行われ、訪れた満員の観客がこぞって、餅を拾っていました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和8年3月4日(水曜日)~3月10日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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