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令和7年12月5日~7日の3日間、豊後高田市の秋の風物詩「若宮八幡神社秋季大祭・裸祭り」が開催され、多くの観客で賑わいました。
御神幸を前に、豊後高田昭和の町や宮町周辺の各店でお神輿の担ぎ手による商売繁盛等を祈願する三本締めの音が響きました。
陸組がお神輿を担いで若宮八幡神社本宮を出発し、大鳥居前で陸組から引き継いだ川組は玉津地区を練り歩きました。
水上ステージでは、夢いろ幼稚園、河内中学校、豊後みさき太鼓による太鼓演奏が行われました。
そして、川組の手によって玉津地区を巡ったお神輿が川岸へ着くころ、市弓道連盟の射手により放たれた1本目の火矢が「豊後大たいまつ(長さ約16m、重さ約5t)」に見事点火。今年は、市内の女子高校生4人が初めて射手に挑むなど、観客の目を楽しませました。
大たいまつが燃え盛り、ゆふいん源流太鼓の勇壮な太鼓が打ち鳴らされる中、川組の手によってお神輿が極寒の桂川へ。
「わっしょい!わっしょい!」と掛け声を上げながら川組による川渡しが行われ、観客の前に勢揃いした後、川組の安部弘樹会長の音頭で三本締めを行い、大きな歓声が上がりました。
その後、無事に川を渡ったお神輿は、川組から再び陸組に引き継がれ、陸組によって是永町から宮町まで担がれて下宮(宮町)に納められました。
お神輿が下宮に納められた翌日の6日は、下宮フェスティバルが開催され、いきいきウォークラリーやビンゴゲーム大会などに多くの方が参加しました。
豊後高田昭和の町や宮町周辺の各店で男衆による商売繁盛等を祈願する三本締めが行われた後、陸組の男衆がお神輿を担いで下宮を出発し、宮町から是永町までを練り歩きました。
そのころ、水上ステージでは、桜美鶴会や長濱神楽保存会、西叡太鼓大和による演奏等が披露されました。
お神輿の入川時間が近づき、御玉橋の上から市弓道連盟の射手により放たれた火矢が「豊後大たいまつ」に点火すると、大勢の観客から拍手と歓声が上がり会場は大盛り上がり!
そして、陸組の男衆に担がれたお神輿が川岸で待つ川組に引き継がれ、桂川の中へ。
川の中でお神輿を担いだ川組は、ステージ横で安部会長による三本締めを行った後、無事にお神輿を対岸に渡して、再び陸組に引き継ぎました。
陸組の力強い掛け声とともに、お神輿が若宮八幡神社の本宮へ納められ、「第942回 若宮八幡神社秋季大祭・裸祭り」が幕を閉じました。
また、今年は「豊後大たいまつ」の40周年を記念して、桂川ナイアガラ花火や事前申込者への紅白饅頭の配布、高田高校美術部と高田中学校美術部が作成した記念のぼりの展示などが行われました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年12月10日(水曜日)~12月16日(火曜日)
※年末年始にも特別番組として放送予定です。
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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