本文
令和7年11月8日、戴星学園(小田豊昭学園長)で、介護ベッドの贈呈式が行われました。
これは、児童生徒が各家庭からアルミ缶を持ち寄るとともに、地域の方々にもアルミ缶を持ってきてもらうなど地域一丸となってアルミ缶集めを実施し介護用品を寄贈する取り組みで、戴星学園が小中一貫校になる前の旧都甲小学校の頃から続いており、今年で35年目を迎える取り組みです。これまでに、車いす43台、介護テーブル2台、介護ベッド20床を寄贈しており、介護ベッドは今回で21床目の寄贈となります。
式では、全校生徒を代表して児童生徒会長の仲田咲良さんが「私たち戴星学園の児童生徒は、1人でも多くの介護ベッドを必要としている方に、介護ベッドを贈ることを目標にアルミ缶を集めてきました。介護ベッドは体が不自由な方に使っていただけると嬉しいです。これからもアルミ缶を集めて戴星学園の伝統を引き継いでいけるよう頑張ります」とあいさつしました。
続いて、同会書記の伊藤結衣さんが目録を読み上げた後、佐々木敏夫社会福祉協議会会長に贈呈しました。
目録を受け取った佐々木市長からは「介護ベッドの贈呈をいただき誠にありがとうございます。皆さまの想いが形になりましたこのベッドは、体が不自由なお年寄りや障がいのある方々に無償でお貸しして、生活の役に立てていただきたいと思っております。これからも人に寄り添う気持ちと、ボランティア精神を忘れずに、伝統ある取り組みを続けていただきたいと思います」と謝辞がありました。
式の後には、社会福祉協議会担当者と児童生徒代表の大波多大陸さんによる贈呈された介護ベッドの使い方の説明も行われました。
この日贈られた電動介護ベッドは、社会福祉協議会の福祉機器貸出事業として、高齢の方や障がいのある方に無料で貸し出されます。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年11月12日(水曜日)~11月18日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
豊後高田市の出来事などを随時発信しています。
友だち登録は下記バナーをタップしてください。
<外部リンク>