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令和7年10月11日、玉津東天紅で映画「Dr.カキゾエ歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~」の野澤和之監督による舞台挨拶とサイン会が行われました。
この映画は、がん治療の専門家の垣添忠生医師が、東日本大震災の災害遺構を巡る「みちのく潮風トレイル」の旅に密着し、三陸海岸の旅路で被災した人々やがんサバイバーとの出会いを描いたドキュメンタリーです。
野澤監督は、各地で舞台挨拶を行っており、この日は、東天紅での初回上映終了後に舞台に登壇し、拍手で迎えられました。
舞台挨拶は、野澤監督と同館の市川館長との対話式で行われ、映画を撮ることになった経緯、垣添先生のお人柄について、撮影秘話などが語られ、来場者は聞き入っていました。
質問や感想など来場者と監督との対話も行われ、小さな映画館ならではの距離感で、和やかな雰囲気の中行われました。
来場者から「打ちひしがれることが人生の中でたくさんあるけれど、何か動くことで希望になると、この映画を見て思いました」と感想があり、野澤監督が「この映画を作るまで、僕自身、希望って光のようなものだと思っていたけど、そうじゃない、暗闇の中を手探りで探しているそのアクションこそが希望なんですよね」とお話しされていたのが印象的でした。
最後には、パンフレットへのサイン会が行われました。
玉津東天紅では、市川館長が来場者の心に響く作品を届けたいという思いで、館長自らが厳選した作品を週替わりで上映しています。
サービスデーや、シニア料金、年会員制度でお得に映画が鑑賞できます。
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