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令和7年8月24日、田染交流館「蔵人」で、第9回田染サミット(主催:田染中学校PTA、共催:田染の学校を愛する会、田染小学校PTA)が開催されました。
この田染サミットは「田染小中学校の児童生徒数増に向けて、今後の田染のあり方などについて意見を出し合いながら、これからの田染を元気にしていくための機会」として、平成28年から開催されているものです。この日は、田染を元気にするために~わたしたちの提案から~をテーマに開催され、田染中の生徒・教員・卒業生、田染小中学校の保護者、地域の方、別府大学飯沼名誉教授、赤松准教授と同大学の学生など56人が参加しました。
初めに、田染中学校の清輔校長、田染小学校の糸永校長からのあいさつと現状説明があり、市地域活力創造課の小野課長が市の移住実績などを含めたあいさつを行いました。
続いて、中学生から総合学習の時間に学習した熊野磨崖仏・鍋山磨崖仏・富貴寺についての紹介とともに、昨年度のグッズ・郷土料理・知名度アップの取り組みの紹介とその達成度、今年度の企画提案として、グッズ・パンフレット・体験・郷土料理について、発表がありました。
その後、中学生が発表した今年度の企画提案である、グッズ・パンフレット・体験・郷土料理の4テーマに分けてグループで話し合い、その結果を代表して中学生が発表しました。
最後に、生徒会長の麻生夏葦さんが「意見交流で田染をより良くしようという、皆さんの熱意を強く感じることが出来ました。僕たち中学生も、田染をより魅力的にするために、できることを考え、実践していこうと思います。これからも一緒に田染を魅力的にしていきましょう」とあいさつを行いました。
続いて、飯沼名誉教授から「田染サミットが若い世代に人たちが田染の魅力を発信するための活動が9回も行われ、受け継がれるだけでなく、ちゃんと発展してきている。多くの人たちに田染の魅力が共有できる大変素晴らしいことだと改めて思いました」、赤松准教授から「歴史や文化財という視点で見たら、これだけのものが身近な教材として使え、先生たちがサミットとして組み立て、地域の方も参加する。すごくうらやましいし、そういうバックボーンを持って、どういう人生を歩んでいかれるか、これからの活躍に希望を持ちました。今日は、すごく良い時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました」と講評がありました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年8月27日(水曜日)~9月2日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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