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令和7年7月26日、香々地の別宮八幡社で御田植祭『オンバレ』が開催されました。
オンバレは、「大祓い(おおはらい)」が訛った言葉と言われ、氏子たちが別宮八幡社の境内で田植えを演じて豊作を祈願するお祭りです。200年以上の歴史があり、市の無形民俗文化材に指定されています。
午後7時前頃、太鼓と笛の演奏が始まり、田んぼに見立てられた境内に、笠を被り腰蓑をつけた手入役の男性が2名が登場。鍬で田んぼをならす様子を演じ、その途中に、手入役にバケツの水が勢いよくかけられ、ついでに観客にも水がかけられると、大きな歓声が上がりました。
続いて手入役に引かれて、代掻き(しろかき)の張り子牛が登場。手入役の言うことを聞かず暴れ回ったり、疲れて横たわる様子など、ユーモラスな動きに観客は大笑い。演技の途中に、牛が観客の側に行くと、大人も子どもも一斉に近寄り、「縁起がいいから」と牛の頭を撫でていました。
別宮八幡社御仮屋では、西国東商工会主催の「香々地ふるさと夜市」が開催されました。
飲食やヨーヨー釣り、メダカすくいなど、さまざまな露店が並び、夏の夜のひと時を、思い思いに楽しんでいました。夜になると、別宮八幡社から、手入役に引かれた張り子の牛も登場。ここでも多くの人が縁起のいい張り子の牛に触っていました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年7月30日(水曜日)~8月5日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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