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令和7年7月3日、田染平野地区にあり、国の重要文化財に指定されている「熊野磨崖仏」で、田染中学校の毎年恒例の学校行事「文化財清掃」が行われました。
当日は、生徒15名と教職員が参加し、初めに清輔校長からの熱中症に関する諸注意などを聞いた生徒たちは、塩分補給用タブレットや塩飴を口に含み、水を飲んだ後、一人一人に渡されたネッククーラーを首につけるなどの熱中症対策を実施して、ほうきやガゴを持って出発しました。
途中で休憩をはさみながら、参道を進み、途中の「鬼が一夜にして積んだと言われる99段の石段」も元気いっぱいに登り、熊野磨崖仏の前に到着しました。
摩崖仏前に到着後、生徒たちは磨崖仏前の広場や階段、熊野社などに別れ、落ち葉などの掃き掃除を熱心に行い、20分ほどで広場や階段などをきれいにしました。
活動終了後、地元を代表して後藤定明さんが「みなさん、暑い中、文化財の清掃をしていただき、ありがとうございました」とお礼を述べると、生徒会長の麻生夏葦さんが「今日は、田染の文化財である熊野磨崖仏を清掃させていただき、ありがとうございました。また、冷たい飲み物、お菓子をいただき、とてもやる気が出ました。来年もあると思いますので、よろしくお願いします」と活動場所や事前にもらった飲み物とお菓子へのお礼の言葉を述べました。
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