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世界農業遺産の郷で昔ながらの田植え体験~第23回田染荘御田植祭~

ページID:0034633 更新日:2025年6月9日更新 印刷ページ表示

令和7年6月8日、国の重要文化的景観に選定され、1000年以上変わらない田園風景が広がる「田染荘小崎地区」で、荘園の里推進委員会(河野一三委員長)が主催する恒例イベント「田染荘御田植祭」が開催されました。

手植えの田植えの様子

今年も、荘園領主(水田オーナー)や別府大学、大分県立芸術文化短期大学の学生の皆さん、地元田染小中学校の児童・生徒や地元関係者をはじめとして、市内外から多くの方が参加しました。

荘園マルシェ(同時開催)

午前中は、地元女性部による荘園米おにぎりやカレー、からあげなどのグルメから、さまざまな特産品・弁当・手作り小物などの各種出店が並ぶ「荘園マルシェ」も同時開催され、用意されたテント内の席がほぼ満席の盛況。多くの方が、田植え前に田染の味を楽しみました。

マルシェの様子

マルシェで食事を楽しむ参加者

マルシェで食事を楽しむ中世衣装を着た参加者

神事・歓迎式・アトラクション

田植交流会の前に、宇佐神宮による神事があり、荘園の里の発展と五穀豊穣を祈願。

神事の様子

神事の様子2

続く歓迎式で河野委員長、佐々木市長が歓迎のあいさつを行いました。

歓迎のあいさつをする河野委員長

歓迎のあいさつをする佐々木市長

その後、恒例の張り子の牛が昔ながらの代掻きを再現するアトラクションがあり、子どもたちの「がんばーれー!がんばーれ!」という声援が響くなか、牛使いと牛が走り回り、田んぼに転げる姿に歓声や笑い声が響き、大いに盛り上がりました。

アトラクションの様子

アトラクションの様子2枚目

田植え交流会

田植え交流会では、中世の衣装を身に着けた人たちや家族連れ、田染小学校・中学校の生徒など、多くの参加者が田んぼの中に入り、一直線に並んで苗を植えていきました。参加者は泥だらけになりながら、手植えの田植体験を楽しみました。

昔ながらの方法での苗運び

田んぼに入る参加者

田植えの様子

御田植祭で植えた稲は、地元のみなさんが心を込めて育て、秋には収穫祭が開催されます。
また、収穫した荘園米は、秋に開催される新嘗祭(にいなめさい)で皇室に献上される予定です。

田染荘

田染荘は、昔ながらの田園風景が今もなお色濃く残されています。
1200年もの歴史を持つこの荘園は、地域の方たちの協力があってこそ残せた大切な遺産です。
平成22年に国の重要文化的景観に選定され、平成23年12月にはユネスコ未来遺産に登録されました。
さらに平成25年5月に、国東半島を含む一帯が、世界農業遺産に認定されました。

田染荘をもっと詳しく

田染荘について、詳しくはこちらをご覧ください。

田染荘スペシャルサイト「千年の時を刻む荘園遺跡『田染荘』<外部リンク>

ケーブルテレビで放送します

今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪

放送期間:令和7年6月11日(水曜日)~6月17日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。

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