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9月21日、長崎鼻リゾートキャンプ場内にあるデジタルアート美術館「不均質な自然と人の美術館」の“太陽と月の部屋”が第25回文化庁メディア芸術祭アート部門大賞を受賞し、クリエイティブ・ラボ「anno lab<あのラボ>(藤岡定代表)」をはじめとした同作品の制作関係者が、市長に受賞報告をしました。
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰し、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルで、世界各国から作品が応募されるなど国際的な芸術祭です。
今年3月、厳選なる審査の結果、世界95の国と地域から応募された3,537作品の中から、部門ごとに「大賞」、「優秀賞」、「ソーシャル・インパクト賞」、「新人賞」、「U-18賞」が選出され、「不均質な自然と人の美術館」の“太陽と月の部屋”がアート部門(部門応募数1,794作品)で、最高賞の「大賞」を受賞しました。
9月15日には、東京都の「日本科学未来館」で授賞式が開催され、制作者を代表してanno lab代表の藤岡 定さんに賞状とトロフィーが贈られました。
この日、佐々木市長へ受賞報告をした藤岡さんは、「公立施設で、こういった形のアート作品(デジタルアート)を建物ごと創るということは、大御所のアーティストでなければできないこと。そういった機会を与えていただいたことが嬉しかったと同時に、コロナの状況もあって、オープンしてから厳しい状況が続いていたので、こういう形(大賞受賞)で評価をいただいたことで、これからもアピールしていけるといいなと思います。」と受賞の喜びを語ってくれました。
市長も「この大賞作品が、本市の今後の観光振興の拠点ともいえる長崎鼻にあるということを多くの方に知っていただければ、地域振興に大いに貢献できると喜んでいます。」と今後の長崎鼻への期待について述べました。
不均質な自然と人の美術館<外部リンク>