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温泉の未来を考える~日本温泉科学会第75回大会~

ページID:0003215 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

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 9月7日~10、創立から約80年の歴史をもつ温泉に関する総合科学の代表的学会「日本温泉科学会」の第75回大会が本市で開催されました。
 本大会は、温泉や人間、社会との関わりなど、温泉に興味をもつすべての人々が参加し、温泉を多方面から深く理解することを目的に、年に1回、全国の著名な温泉地で開催されてきたもので、本市では初めて開催されました。

 7日には、「デジタル技術でひらく温泉の未来」と題した公開講演が中央公民館で開催され、会場には60名が来場し、オンラインでは64名が聴講。
 はじめに、科学会の前田眞治会長から「豊後高田市の地域活性化は日本中から注目を浴びていると思っています。本大会で、昭和の町や恋叶ロードなどの魅力的なスポットについて是非情報発信していただき、後半の公開講演では、普段聞くことができない貴重な講演を楽しんでいただきたいです。」とあいさつがありました。
 その後、佐々木市長から「本市で温泉科学会の大会を開催していただけることに感謝申し上げます。本市は、人口増に向けた様々な施策を行っており、県内で唯一8年連続で社会増を達成している市です。本大会を通じて皆様にお会いできたことを大変嬉しく思うとともに、これからも頑張っていかなければという強い気持ちになりました。本日は誠にありがとうございます。」とお礼の言葉を述べました。

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 続いて、河野真一商工観光課長から、本市の個性豊かな地域資源を活かしたまちづくりや子育て支援対策、定住促進の取り組みについての紹介があり、その後は、東海大学の斉藤雅樹教授から「豊後高田の温泉振興とパーフェクトビーチ構想」として、本市の地域資源を活用したウェルネスツーリズムとしての温泉地振興、リゾート開発(長崎鼻パーフェクトビーチ構想)に関しての講演がありました。

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 最後に、株式会社ジャパンデザイン代表取締役/社会起業家の山下太郎さん、ビッグローブ株式会社社長室長の芳賀康平さん、湯治ぐらし代表の菅野静さん、大分県DX推進課の高倉圭司主査、株式会社APCテクニカル・ディレクターの壽福良平さん、大分県先端技術挑戦課の林孝憲副主幹(アバター出演)によるパネルディスカッションが行われ、デジタル技術と温泉の未来について、口コミや写真が鍵となる広告媒体でどのように温泉の魅力を発信していくべきかといった今後の課題を議論されていました。

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 8~9日には、市役所コスモスホールで、温泉工学や医療に関する一般講演やポスターセッション等が行われました。
 本市からは、松本卓也さん(文化財室学芸員)が「日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』の取り組み」と題して、日本遺産と温泉のつながりや、真玉地区の湯原に残る温泉の状況等を紹介しました。

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 大会最終日には、市内の温泉4か所と長崎鼻のリゾート開発、富貴寺などの文化財や観光資源を視察するエクスカーションが行われました。

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