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6月28日、国道213号線沿いに新たに豊後高田そば認定店「胴搗自家製粉手打蕎麦 地慈ーJiji-」が誕生しました。
この日は、7月1日オープンを前に、店内で「豊後高田そば認定書」の授与式が行われました。
授与式では、店主の天野成信さんに豊後高田そば株式会社(中野幸輔代表取締役)と豊後高田市観光まちづくり株式会社(佐々木敏夫代表取締役:豊後高田市長)から、豊後高田そば認定店の「認定証」が授与され、佐々木市長から「豊後高田のそば認定店に「胴搗そば」という新しいそば店ができ、大変うれしく思っています。私どももこの素晴らしい胴搗そばを宣伝していきたいと思います。」と激励のあいさつがありました。
その後、「胴搗そば」が振舞われ、試食した関係者は「コシがあるし、キレがいい。どんどん食べられる」と箸を進めていました。
店主:天野成信さん
「胴搗(どうづき)製粉」とは、杵でつく原理で粉にする製法で、石臼挽きが多いそばの中では、胴搗きで作られるそばは全国的に珍しく、希少価値の高いそばです。
石臼挽きとは違った胴搗き独特の粘りのある食感と甘味や香りを楽しめるそばと言われています。
店主の天野さんは、市内香々地出身で、大阪で7年間修業をして地元に戻り、実家の旅館業を両親と営んでいましたが、この度、奥さんの彩香さんとそば店を開業することになりました。
天野さんは、「胴搗きは、(そば粉を)荒くすることも、細かくすることもでき、細いそばや太いそばなど色んなバリエーションを楽しめるのも特徴です。胴搗き製粉をしているところ(店)が全国的に少ないのでの胴搗製粉そばを広めて行けたらと思っています。」と意気込みを語ってくれました。
弾力のある細麺。器もこだわり、天野さんご夫婦が考案したもの
彩香さんがデザインした暖簾
天野さんご夫妻
営業時間:11時15分~14時00分
店休日:水曜日・日曜日7月1日OPEN
住所:大分県豊後高田市新栄1378-2
電話:070-8511-8271
そば認定店はこちら → 観光スポット&お店情報<外部リンク>
※「SOBA CAFE ゆうひ」は営業休止中です。
=豊後高田そばについて=
豊後高田市では、温暖な気候を生かして春と秋の年2回栽培を行っており、その作付面積は西日本トップクラスを誇ります。
例年6月には、めずらしい「春の新そば」が市内の豊後高田そば認定店で提供されています。
詳しくはこちら → https://showanomachi.com/topics/detail/348<外部リンク>