本文
令和7年3月2日、市役所コスモスホールで、豊後高田市防災士協議会主催の「令和6年度防災士スキルアップ研修」が開催されました。
この研修は、自然災害から身を守るために必要な「自助」と「共助」の備えを身につけ、地域の防災活動のリーダーとしての知識や技能を向上することを目的に、同協議会の会員を対象として行われました。
はじめに、同協議会の田中穂波会長から「昨年は、能登半島地震に始まり、8月の台風10号ではこれまでにないほどの大きな被害が出ました。今日は、皆さんのスキルアップを図るための大切な研修となりますので、最後までよろしくお願いいたします」とあいさつがありました。
続いて、佐々木市長から「防災士の皆さんには、避難所運営やその他の対応で協力をいただき感謝申し上げます。昨年8月に発生した台風10号で被害が大きかった香々地の叶渕地区の現地を訪問させていただき、早期復旧に向けた予算確保や再発防止に向けた対策を検討することを指示しております。引き続き、災害に強いまちづくりに全力で取り組んでまいります」とあいさつがありました。
この日は、特定非営利活動法人大分県防災活動支援センターの川村正人さんと狭間大典さんを講師に迎え、三角巾の折り方や結び方、骨折した腕の手当、腕の吊方、頭頂部の止血などの『応急手当』や簡易担架での『搬送方法』、『非常用持出用袋』などの取り扱いについて学びました。
研修では、参加者から「家庭に必ずあるサランラップでの応急処置はできるか?」といった質問や意見が飛び交う場面や、防災士の方々が参加者に三角巾の使い方を教えあう場面もあり、参加者全員で協力しながら真剣な表情で取り組んでいました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年3月5日(水曜日)~3月11日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
豊後高田市の出来事などを随時発信しています。
友だち登録は下記バナーをタップしてください。
<外部リンク>