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6月11日、中央公民館で、中央公民館わくわく体験活動の第1回「防災を学ぼう!」、市全体が対象の連続講座であるそば打ち教室と草地踊り教室の合同開校式と第1回が行われました。
わくわく体験活動は、教育のまちづくりの一環として、中央公民館及び各地区公民館等を拠点に、市内小学生を対象に伝統文化からスポーツレクリエーションまで、地域の特性を生かした“わくわく”いっぱいの多彩な体験プログラムを行い、地域・保護者・行政・教職員が一体となって、子どもたちの自主性や創造性、社会性を育んでいます。
今年度は6月から中央公民館や地区公民館などの会場で本格的にスタートしました。子どもたちの豊かな体験による成長が期待されます。
中央公民館わくわく体験活動は、高田小学校・桂陽小学校の児童が対象で、第1回目は防災学習を開催。31人の児童と保護者等あわせて50名が参加しました。
「災害の歴史と種類」について、市総務課防災対策室の担当職員から、スライドや動画を交えて説明を受けました。参加した子どもたちは、講義形式の中でも真剣な目で説明に聞き入っていました。
その後、「防災クイズ」、「非常持出品の説明」などがあり、帰りには、説明を受けた非常持出品の中から、「備蓄品の水とレトルトカレー」が配られました。
次回は防災学習第2弾として、「災害図上訓練(DIG)」に挑戦する予定です。
同館大ホールで行われた合同開講式には、そば打ち教室に4~6年生7人、草地おどり教室には1~3年生6人が参加しました。
初めに、河野教育長から「豊後高田市の誇れる取り組みです。みなさんがしっかりと受け継いでくれるのは頼もしい限りです。これを機会に大きく成長することを心から願っています。しっかりがんばってください。」と13人の児童を激励しました。
その後、一人ひとりが自己紹介をした後、市職員から「そばについて学ぼう」「草地おどりについて学ぼう」と題して、スクリーンを使った説明があり、高田高校のそばチームのみなさんからの激励の動画も流されました。
合同開講式後の会場では、門岡先生・井上先生を講師に、草地おどり教室が始まりました。
まず、昨年も受講した3人の子どもたちと先生で、レソ、マッカセ、ヤンソレサ、六調子を披露。その後、全員でレソの足さばきを学びました。
これから1年間、市の伝統文化「草地おどり」を学ぶ子どもたちの活動が期待されます。
合同開講式に引き続き、そば道場に場所を移して、第1回そば打ち教室が開催されました。
今回は、そば道場の早田先生・青山先生を講師に、早速2班にわかれて、水回しからそばを切るまでの工程を講師の手を借りながら体験しました。
参加した子どもたちは、楽しみながらも真剣な面持ちでそば打ちに取り組み、「楽しかった。」「うまく打てるようになりたい。」と話してくれました。
そば打ち教室は、来年2月までに全12回が予定され、一人でそば打ちができるようにみんなで頑張ります!