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令和7年2月23日、健康交流センター花いろで、子育て世帯と地域の方が遊びを通して交流するイベント「地域のみんなで一緒に遊ぼう!学ぼう!~こどもの育ち・はじめの100か月~」が開催されました。
これは、NPO法人アンジュ・ママンと豊後高田商工会議所青年部の合同企画で、「はじめの100か月」の育ちに触れる機会として開催されました。
メイン会場には、段ボール迷路が設置され、たくさんの子どもたちが巨大迷路を楽しんでいました。
この迷路は豊後高田商工会議所青年部の皆さんとアンジュ・ママンのスタッフ約20名が3時間以上かけて作り上げたとのこと。使用された段ボールは昨年から集め始め、市内のお店に協力をいただいて集めたそうです。
同青年部の高梨会長は「今日は多くの子どもたちが来てくれて良かったです。何度も迷路に入って遊んでくれる子も多く作った甲斐がありました。今後もこのようなイベントを行っていけたらと思います」と話してくれました。
迷路の他にも、ふわふわ遊具や、魚釣り遊び、フォトブースも設置され、多くの家族で賑わっていました。
また、赤ちゃんピックも行われ、はいはいレース・てくてくレースで競う可愛らしい子どもたちに会場からは拍手や応援が送られていました。
調理室では、豊後高田市食生活改善推進員の方と一緒に石垣もち作りが行われ、子どもたちは、楽しそうに材料を混ぜたり、成形したりしていました。
イベントの終盤には来賓として佐々木市長が駆けつけ、「商工会議所青年部の方、学生ボランティアのみなさん、主催者のアンジュ・ママンのみなさんから、本日、こうして子どもたちのために多くの交流を通して学ぶ機会を作っていただきました。このような機会は大変有意義なものであります。ありがとうございます」とあいさつしました。
12時過ぎからは無料の豚汁の配布が行われ、生産者の方が提供してくれた地元野菜を使用した温かい豚汁を子どもも大人も美味しそうに味わっていました。
はじめの100か月(※)を多くの人に学んでもらうため、会場の各所に設置されたクイズに答えるクイズラリーも行われました。
子どもを妊娠してから小学校1年生までが、だいたい100か月。人生を幸せな状態(ウェルビーイング)で過ごすため特に大切な時期とされています。
こども家庭庁が、この時期を社会全体で支えていくための考え方を「はじめの100か月の育ちビジョン」としてまとめています。
NPO法人アンジュ・ママンは 「はじめの100か月の育ちビジョン」の地域コーディネーターを養成するモデル団体として、今年度、こども家庭庁から委託を受けています(全国で10団体)。
同法人の小川施設長は「これまでも花っこフェスタなどのイベントは開催してきましたが、今回のイベントでできた地域の方々との繋がりを今後も大切にしていけたらと思います」と話してくれました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年2月26日(水曜日)~3月4日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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