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令和7年2月22日、中央公民館で学びの21世紀塾わくわく体験活動「そば打ち教室」・「草地おどり教室」の合同閉講式が行われました。
この日、閉講式に先駆けて、おさらい会が行われました。
そば道場で行われたそば打ち教室のおさらい会には、同教室受講生の小学生8名に加えて、高田中学校そば打ちサークルから2名、高田高校そば打ちチームから9名が参加。小中学生は6つのそば打ち台に分かれ、そば道場講師と高田高校生そば打ちチームのメンバーによる指導を受けながら、そばを打ち上げました。、
そば打ちをする中で、小中高校生の交流も見られ、真剣な表情でそば打ちをする中でも、楽しそうに情報交換をする姿も見られるなど、和やかな雰囲気のおさらい会となりました。
草地おどり教室でもおさらい会が行われ、講師の指導のもと、レソ、マッカセ、ヤンソレサ、六調子の4種類の踊りをおさらいしました。
それぞれの教室でのおさらい会の後に行われた閉講式では、はじめにステージ上で草地おどり教室の受講生が1年間の練習の成果を披露しました。
続いて、学びの21世紀塾副塾頭の河野潔教育長から「披露いただいた草地おどり、そば打ちの様子を見て、どちらも子どもたちにしっかりと技術が受け継がれていると感じました。草地おどりとそば打ちが、豊後高田市の伝統行事として、また名産として大きく成長することを願っています」とあいさつ。
続いて、そば打ち教室代表の加藤鳳悠さんと、草地おどり教室代表の永松ゆうのさんに修了証書を手渡しました。
続いて、受講生代表の感想発表があり、そば打ち教室の松尾栞菜さんが「この1年間、そば打ちを通して特にうれしかったことは、麺を細く切れたことです。最初に比べてまったく細さが違いました。とてもうれしかったです。中学生になってもそば打ちを続けたいです」、草地おどり教室の安部歩花さんが「 草地おどりを3年間やってきて、人と人との間隔や、声に出すことを頑張りました。最初は踊りがあやふやで、全然踊れなかったけど、年数を重ねるうちにうまく踊れるようになったのでうれしかったです。来年も草地おどりに入りたいと思います」と発表しました。
最後に講評が行われ、草地おどり教室の井上先生から「今日の舞台を一番褒めたいです。子どもたちだけで踊ったのははじめてでしたが、間隔も上手に取れ、きちんと踊れていました。中学生・高校生、そして草地踊り保存会もありますので、これからも頑張ってください 」、そば打ち教室の山本先生から「回を重ねるたびに、次の手順がわかってきて、細く切れるようになり、水回し、麺棒がうまくなってきました。そば教室も中学・高校とできますので、ぜひ続けてください」と一年間がんばった子どもたちに声を掛けました。
令和6年度は、そば打ち教室が14回、草地おどり教室が16回開催され、草地おどり教室は8月に行われた高田観光盆踊り大会の子どもの部で準優勝するなど活躍しました。
本市の伝統文化、食文化を楽しく学んだ子どもたちの今後の活躍が期待されます。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和7年2月26日(水曜日)~3月4日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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