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2月7日、市内長岩屋の天念寺で、五穀豊穣と無病息災を祈る伝統行事「修正鬼会」(しゅじょうおにえ・国指定重要無形民俗文化財)が行われました。
この修正鬼会は、六郷満山の住職らによって千年以上継承される行事で、登場する鬼たちは仏の化身とされています。
昨年に引き続き、関係者のみで行われた今回の修正鬼会。毎年行われる鬼役の僧侶やテイレシ(介錯)たちが極寒の川で身を清める垢離取りや3本の大たいまつへの点火も中止となり、例年とは違った雰囲気での開催となりました。
※大分県のまん延防止等重点措置等の感染防止対策の強化をうけ、関係寺院及び修正鬼会保存会での協議の結果、完全非公開で地元関係者のみが参加し、行事内容も縮小して開催されました。
※写真は、天念寺修正鬼会保存会提供の動画をもとに作成しました。
修正鬼会の晩、共に笑い、踊り、酒を酌み交わす――。「くにさき」では、人と鬼とが長年の友のように繋がれる。
詳しくは⇒日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』