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大塚敏幸さんが全国優良経営体表彰を受賞!

ページID:0003035 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

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 令和3年度全国優良経営体表彰の「経営改善部門」で全国担い手育成総合支援協議会会長賞を受賞した大塚敏幸さんが、12月6日に知事報告をしました。

 全国優良経営体表彰(農林水産省、全国担い手育成総合支援協議会が主催)は、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰するもので、「経営改善部門」は、自らの農業経営の改善や規模拡大などの取り組みに対するものです。大塚さんが栽培されているホオズキ、グラジオラスは豊後高田市の主要な花き品目で、大塚さんの貢献もあり、近年産地が拡大しています。

 ホオズキは支柱栽培が主流な中、大塚さんは量販向けネット栽培技術をいち早く導入し、その高い技術力により大規模面積でも高単収・高単価を実現しました。また、花き部会長やホオズキ分会長を務めており、部会長として部会内で議論を重ね、地域での栽培マニュアルを作り上げたことで、ホオズキのネット栽培の導入が進んでいます。
 さらに、新たに取り組んだホオズキの直播育苗技術等により良質苗を大量生産し、多くの部会員が大塚さんから安価で苗を入手することができ、産地の拡大へと繋がっています。

 また、薬剤を散布するノズルも独自で開発し、作業を格段に速くすることができるようになり、部会内でもこの専用ノズルの使用が広がっています。
 ホオズキの後作品目としてグラジオラスを導入し、産地で初めて電照抑制栽培に取り組みました。ホオズキ+グラジオラスという新たな作型を確立し、ハウス利用率を185%まで向上させています。
 そして、花き部会長をはじめ、新規就農希望者の就農コーチをファーマーズスクール開校当初から務めるなど、地域を引っ張る役割を担っています。

 これまでも次々とホオズキ栽培に革新を起こした大塚さんですが、ホオズキの品質向上による作業性・単収の向上を目指すなど、現在も様々な取り組みをされており、持続可能な花き経営に向けて意欲的に改善を重ねられています。今後も大塚さんの花き複合経営がモデルとなり、産地の拡大にぐながっていくことが期待されます。
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