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12月2日、桂陽小学校で、ブリの刺身をひく体験「ぶりチャレンジ」が行われました。
これは、魚離れが進む中、子どもたちに魚を身近に感じてもらい、魚嫌いをなくすことにつなげることを目的に行われているもので、この日は6年生28名が参加しました。
講師は、佐伯市でブリの養殖業を営む傍ら、漁業の推進のため講演活動を行っている村松一也さん。まず、村松さんからブリの養殖の過程について説明があり、その後、子どもたちの目の前で早速ブリを解体。1年8か月かけて大切に育てられた6kgにもなるブリが、あっという間にブロックに分けられ、その様子に子どもたちの目はくぎづけになっていました。
続いて、実際に子どもたちも刺身づくりにチャレンジ。初めての経験に戸惑いながらも、村松さんの指導を受けながら真剣なまなざしで包丁を握っていました。
自分で引いた刺身を食べた渡瀬慎太郎くんは「身に包丁がすっと入ったので気持ちがよかった。普段食べるブリよりとってもおいしい」、松原悠仁くんは「脂がたくさんのっていてすごかった。(村松さんに)大切に育てられたのがよくわかった」と、貴重な体験とおいしいブリに大満足の様子でした。