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西都甲地区に巨大壁画が登場しました。
かわいい鴨の親子が交通安全を呼び掛ける「巨大壁画」があるのは、県道29号線沿いの河野三男さん(築地)が所有する畑の擁壁。縦1.8m、横20mにも及ぶ巨大な鴨の親子9羽と鴨を見守る地域の方が描かれています。「よく見えるように、大きく描きました。鴨の親子は、礼儀正しく隊列になって歩くでしょ?それを見習って、運転者も歩行者も交通ルールを守ってほしいなぁという願いで描きました。」と笑顔の河野さん。
「交通安全」とピンクの文字で描かれた看板は、廃材を再利用したもの。看板の文字も鴨の親子も夜間でも見えるようにと夜光塗料で描かれています。
今回の製作は、隣の大力地区に住む阿部由紀子さんの兄で、アート作家の高浪信一さん(由布市庄内町在住)が、阿部さんが飼育するヤギを阿部さんの小屋に壁画にしたところ、それを見た河野さんが、交通安全を啓発する壁画製作を手伝ってほしいと依頼。快諾した高浪さんの監修のもと、地元の女性5名とともに、約3日間かけて、色付け作業を行いました。
地域を盛り上げたいと話す河野さん。これまでも、東京オリンピックやラグビーワールドカップ開催を祝うユニークな案山子(カカシ)を手作りするなど、地域の賑わいづくりに日々ご尽力されています。
阿部さん宅(ヤギの小屋)にもかわいいヤギの壁画
飼育している3匹のヤギを描いたもので、ひょっこりヤギのびわちゃんも顔を出してくれました。