本文
11月10日、高山寺駐車場およびその周辺で西叡山植栽の集いが開催されました。
これは、市が荒廃した山林を整備することにより景観形成を図り、高山寺からのすばらしい眺望を生かすために行うもので、この日、河内小、河内中学校の児童生徒38名の他、地元住民や林業関係者など約50名が参加して、高山寺駐車場までの林道沿線を中心にヤブ椿とイロハモミジの苗木が植樹されました。
主催者の佐々木市長は「今回の植栽は、上村生産森林組合、建設業協会高田支部、西高森林組合など多くの方々のご協力をいただき開催できました。今後、西叡山高山寺がもみじや、やぶ椿が観れる名所になるように、そしてみんなが協力して行うこの植栽が後世につながるようにしていきたい。」とあいさつ。
その後、参加者は、苗木につるす木製のプレートに、思い出のメッセージと自分の名前を記入した後、二手に分かれて、やぶ椿とイロハモミジ計300本を沿道に植えていきました。
植栽に参加した河内中学校3年生の川見優太くんは「初めて植栽をしました。歴史的な瞬間を体験できたと思っています。大人になったら大きくなった木を見に来たいと思います。」と話してくれました。