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令和6年11月9日、昭和の町テラスで「豊後高田手づくり万菜(まんさい)おせち」の完成披露試食会が行われました。
「豊後高田手作り万菜おせち」は、農林水産業の振興や地域の活性化に寄与することを目的に、市内の農漁村で活躍するメンバーで構成する豊後高田市AFFネットワーク(※)が、海の幸から山の幸まで豊富に揃う世界農業遺産の郷の地域資源を有効活用して、企画・制作するもので、今年で12年目となっています。
披露試食会では、初めに同ネットワークの東名美智子会長から「私たちがこのおせちに取り組みまして12年になりました。国東半島エリアの食材をフルに使って、おせちを完成させています。楽しみに待ってらっしゃるリピーターの方も多くいらっしゃいます。夢むすびをはじめ、豊後高田市、大分県という具合に、どんどん輪がひろがり、この夢のおせちが広がることを切に願っています。」とあいさつ。
続いて、市農林振興課の川口課長が「この手作り万菜おせちは、市内の農・林・水産のそれぞれの生産者の皆さんが一生懸命作った農林水産物を、夢むすび、こっとん村、荘園ほたるの皆さん方が精魂込めてお届けするという、豊後高田市の味覚が詰まった集大成です。今までの伝統と高校生の新しい感覚を加えていただき、待っていただいてる方に届けていただければと思います。」とあいさつしました。
発表会では、高田高校生7人が、1月から開発に取り組んで完成させた2つの新メニューについて、取り組みの経過、味付けや食感を残すためにした工夫などを交えて商品を紹介しました。
そして、参加者は高校生が完成させた新メニュー「ひじきりクランチーダと長命草クッキー」と「鶏と韃靼そばのテリーヌ」の試食を楽しみました。
最後に生産者を代表して、韃靼そばを生産している神田三重子さんが「昨年、高校生が私たちが作った韃靼そばを使って、鶏と韃靼そばのテリーヌを作ってくれて、本当にうれしかったです。今年も新メニューをいただきましたが、ひじきがシャキシャキしていて本当においしかったです。高校生の前向きな態度に頭が下がります。来年、さらにその先へ引き続いて挑戦していっていただきたいと思います」とあいさつしました。
豊後高田手づくり万菜おせちは、豊後高田市ふるさと納税のお礼の品として提供されています。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/44209/4942297<外部リンク>
「AFF」:Agriculture(農業)、Forestry(林業)、Fisheries(水産業)の略で、農林水産業の振興及び地域の活性化に寄与することを目的に、市内の農漁村で活躍するメンバーにより構成される団体(R2年10月現在 会員数48名)。
これまでは豊後高田市農漁村女性集団連絡協議会として活動してきましたが、組織の活性化を図るため昨年7月に組織の見直しを行い、組織名を変更し男性の加入も可能となりました。
平成22年にオープンした農林水産物直売所「玉津まちの駅・夢むすび」の運営を担うとともに、農林水産物・加工品の販売や地域農産物を活用した食の提供、平成25年から地域食材を活かした「豊後高田手づくり万菜おせち」の製造・販売、また、市が子育て支援と地域の65歳以上の高齢者の支援を目的として開設した「ふれあい食堂」の運営も受託している団体です。
玉津まちの駅 夢むすび 公式ホームページ<外部リンク>
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年11月13日(水曜日)~11月19日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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