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令和6年11月7日、香々地地域の伝統行事「亥の子(いのこ)」が行われました。
「亥の子」は、毎年11月の最初の“亥”の日に行われ、祝い事(結婚や出産・新築など)があった家を地域の皆さんが訪れてお祝いする行事です。
この日は、夕方4時半頃から、亥の子ぶち(その年にできた稲のワラを束ねて作った棒状のもの)を持った地域の皆さんが、祝い事のあった家々を訪れてまわり、玄関先で「い~のこ、いのこ、いーのこ繁盛、子繁盛、ここの坊ちゃん(嬢ちゃん)、祝いましょ♪」と口々にはやしながら、いのこぶちで「ばったん、ばったん」と地面を叩いてお祝いしました。
祝い事のあった家の方からはお礼にと、お菓子などが振る舞われました。
先日入籍された猪股ご夫妻は「この行事は昔から知っていた。伝統行事としてお祝いしてくれるのはとても嬉しい。これから自分たちのペースで暮らしていきたい」と笑顔で話してくれました。
また、この行事では珍しい「古希」のお祝いも。
黒田さんのご自宅では、古希を迎えられた黒田さんを含む同級生7名が出迎え、訪れた地域の皆さんの元気な「亥の子」の歌が聞こえました。
令和6年11月2日には、香々地公民館で、学びの21世紀塾のわくわく体験活動の「亥の子棒(いのこぶち)作り」が行われました。
この日は、地元の小学生4人が、香々地老人クラブ(近藤 翼会長)など地域の方々に“亥の子棒”の作り方やたたき方、口上などを教わり、一生懸命に亥の子棒作りに取り組みました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年11月13日(水曜日)~11月19日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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