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令和6年10月29日、玉津東天紅で映画「猫と私と、もう1人のネコ」の祝大輔映画監督による舞台挨拶が行われました。
この映画は、ヤングケアラーや保護ネコといった現代社会の問題をテーマに、自分の夢と親の介護とに葛藤する女子高生がネコとの出会いとふれあいにより自分らしさを取り戻していく姿を描いた作品で、同館の市川館長が上映依頼をした際に、祝監督自らが観てくださる方にごあいさつをしたいとの思いから実現したものです。
上映後、舞台に上がった祝監督は観客から拍手で迎えられ、花束が贈呈されました。
舞台挨拶は、祝監督と同館の市川館長との対話式で行われ、出演された俳優たちとのエピソードや監督自身が経験した保護ネコ活動の話などが語られ、時折、観客からも声がかけられるなど、小さな映画館ならではの和やかな雰囲気で行われました。
最後に、市川館長から「今後どういった映画を作りたいですか?」という問いかけに、祝監督は「世間的には上手くいっていない人達などの人生に光を当てるような、そんな映画を作っていきたいです」と映画制作にかける思いを話しました。
館内入場口には、映画で実際に使われた絵画が展示され、舞台挨拶後に、絵画の前で祝監督と来館者が映画について話す様子も伺えました。
映画を観た女性は「猫が好きなので、この映画で猫がどういう役割をしているのかな?という事に興味がありましたが、映画を観て、とても心が温かくなり、自分自身を振り返ることができました。いい映画でした」と感想を話してくれました。
玉津東天紅は国東半島唯一のミニシアターです。
上映される映画は、市川館長が来場者の心に響く作品を届けたいという思いで、館長自らが厳選した作品を週替わりで上映しています。
上映は1日2回。
毎回日曜日はサービスデーで大人は1,000円で鑑賞できます。
その他、シニア料金や年会費1000円で映画500円引きなど嬉しい特典もあります。※豊後高田市内在住の方のみ
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今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年11月6日(水曜日)~12日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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