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令和6年10月20日・21日、本市の各団体の代表者と一般公募で集まった市民の皆さん約100名の訪問団(団長:金谷吉弘商工会議所名誉会頭)が、兄弟都市の長崎県島原市を親善訪問しました。
(グループ1の記念撮影)
(グループ2の記念撮影)
本市は、島原市と兄弟都市の締結以降、10年ごとに訪問事業を行うなど様々な交流を行っています。
今回の親善訪問は、新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年から延期となっていたもので、「兄弟都市提携55周年」を記念する事業として、両市の親睦を深めることを目的に実施しました。
島原市の古川隆三郎市長をはじめ、島原市民の皆さんに盛大なお出迎えをしていただいた後、訪問団は「島原城築城400年記念イベント」(ブルーインパルス飛行観覧、島原藩ゆかりの地サミット、島原城マルシェ)に参加しました。
島原文化会館で行われた「島原藩ゆかりの地サミット」では、パネリストとして佐々木市長が登壇し、豊後高田市の紹介とホーランエンヤの説明を行いました。
その後、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)を見学し、火山や災害の脅威について学ぶとともに復興に向けて歩み続けた島原市民の力強さに感銘を受けました。
最後に、島原市の皆さんとの交流会が行われ、記念品受贈や両市の郷土芸能披露などで楽しいひとときを過ごし、親睦を深めました。
訪問団は、平成3年の雲仙普賢岳噴火で犠牲になられた方々の追悼碑が置かれた仁田団地第一公園で黙祷と献花を行い、ご冥福をお祈りしました。
その後、4班に分かれた訪問団は、島原市の観光案内ガイドの方に市街地の観光スポット「鯉(こい)の泳ぐまち」を案内していただきながら、島原市内を散策しました。
最後に、訪問団全員で食事を楽しんだ後、島原市の皆さんから温かいお見送りをいただき、二日間の行程がすべて終了しました。
両市ともに、今後ますます親交を深め、発展していくことをお互いに誓った親善訪問となりました。
島原市の皆さん、ありがとうございました。
島原市と豊後高田市のつながりは古く、寛文9年(1669年)、島原藩主・松平忠房公が豊前・豊後の3万石を兼領することとなり、明治4年の廃藩置県に至るまでの203年間、豊後高田は島原藩の支藩であったことから、兼領から300年目にあたる昭和44年4月25日に、島原市と豊後高田市が兄弟都市としての盟約を結びました。
また、平成2年8月1日には、当時の豊後高田市長が「大人だけでなく子どもたちの交流も」と提案し、島原市と豊後高田市の小学校同士が兄弟都市の締結をしました。
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