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7月13日(火曜日)健康交流センター花いろで、子育て中の保護者を対象にした「にこにこ教室」を開催しました。
「にこにこ教室」では、子どもの健やかな発育発達を促すための講話を年に数回開催しています。
この日は「ことばの成長に大切なこと~言語聴覚士の視点から~」をテーマに、大分県言語聴覚士協会の武内泰馬さんの講話がありました。
武内さんは、ことばの発達は十分な運動や質の良い睡眠、バランスの良い食事など健康的な生活習慣のうえに成り立つことを説明しました。また、何かを伝えたいというコミュニケーション意欲を育てるには、子どもがわがままを言うなど「負の感情」を出した時、まずは一度子どもの気持ちを受け止めたうえで注意すること、褒めることでやる気を引き出すことが大切であるとお話されました。
参加者からは「子どもの行動を否定したり、待つことができなかったりしている。日頃の子どもとの関わりの中でなかなか難しいこと」という感想も聞かれ、ことばの講話を通して普段の子育てを振り返る機会にもなったようです。
武内さんは「子どもの言葉の発達や関わり方などで気になることがあれば、ひとりで悩まず保健師さんや保育園・幼稚園などに相談してください。」と講演の最後に参加者に呼びかけました。
お子さんのことばの発達や発育について気になることがあれば、市の保健師や栄養士が随時ご相談に応じます。気楽にご連絡ください。