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6月29日、住友理工株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区)の清水和志執行役員社長や株式会社住理工九州の近藤達也代表取締役社長が大分県庁を訪れ、大分北部中核工業団地の株式会社住理工九州の増設表明を行いました。
株式会社住理工九州は、平成19年に生産を開始し、自動車用防振ゴム等の製造を行っています。
今回の増設は、住友理工株式会社グループの体質強化と事業の更なる進展に向けた国内生産拠点の再編成によるもので、約8.4億円を投資し、富士裾野製作所からの設備移管に加え、新たな設備導入を行います。また、来年10月の操業開始(予定)に向けて、新たに8名の雇用も予定しています。
表明式では、清水社長から広瀬県知事と佐々木市長に表明書が手渡され、近藤社長から「車の静寂性の向上などのため、今後ますますブッシュ部品(防振ゴム)が重要になります。静岡から社員6家族の転居と、新規に8名を雇用する予定で、地域の発展に寄与したいです。」と説明がありました。
広瀬知事から「県内の工業振興はもとより、カーアイランド九州に厚みが増します」、佐々木市長からも「株式会社住理工九州の生産設備を増強されることは、本市の雇用創出及び工業振興に大いに寄与するものであり、市も県と連携して、精一杯の支援をしていきたいと思っております。」とあいさつがありました。
昨年10月の株式会社エイチワン(金田敦代表取締役社長)の立地表明、今年5月の都築工業株式会社(都築沙更代表取締役社長)の新会社「株式会社光和」進出表明、6月の株式会社住理工大分AE(小山内伸輔代表取締役社長)の生産設備増設表明と、中核工業団地への立地表明や増設表明が続いており、株式会社住理工九州の増設表明により更なる産業振興が期待されます。