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令和6年9月30日、市役所コスモスホールで「やさしい日本語講演会」を開催しました。
この講演会は、外国籍の方だけではなく、高齢者や子ども、障がいのある方々に向けて、日本語を簡単でわかりやすく使い、相手を思いやりながら伝える「やさしい日本語」を知ってもらうことを目的として、大分県教育委員会と市教育委員会が共催し、県内で最も外国人比率が高い本市で実施したものです。
この日は、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授の栁田直美さんを講師に迎え、「『やさしい日本語』を知ろう・使おう~外国人との豊かなコミュニケーションを目指して~」と題した講演が行われ、市民の方や市内企業に勤務されている方など62名が参加しました。
講演会では、「やさしい日本語」が必要とされる背景や現状についての説明と、普段使っている日本語を「やさしい日本語」に変えてみたり、外国籍の方への窓口対応についてのDVDを視聴して、相手の立場になって正しいかどうかを評価するグループワークがありました。
講演会とグループワークをとおして、参加者たちの「やさしい日本語」の正しい使い方について真剣に学ぶ姿がとても印象的でした。
最後に、栁田さんから「やさしい日本語で情報を伝えたい時は、敬語を使わない・指示はシンプルにするなど“やさしく話す”ことと、相槌を使う・何度も確認するなど“やさしく聴くこと”が大切です」と話があり、講演会は終了しました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年10月9日(水曜日)~10月15日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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