高校生の本気の想いを100人へプレゼン！ ～一歩踏み出すプロジェクト「フミダス！プレコン」～

　3月28日(日曜日)、コロナ禍の中で対面での会議などが難しい中、全国各地の中高生が自分の「やりたい」をプレゼンし、手伝ってくれる人・資金・情報を募るオンラインイベント「フミダス！プレコン（(株)FoundingBase主催）」が開催され、高田高校からプレゼンターとして2名、企画側スタッフとして3名の計5名が参加しました。

　高田高校の魅力化を進める「地域教育魅力化推進事業」を担う地域おこし協力隊の勝畑大樹さんは、学校・地域・家庭と協働した取組み、進学力向上の取組みなどを行っています。高校生にも「地域を越えたつながりを作り、たくさん挑戦してほしい」という想いから各地の1歩踏み出す子どもたちを応援するプロジェクト『フミダス！』に一緒に取り組みました。

　昨年から始まったこのプロジェクトは、高知県・岡山県の中高生と同校生徒の全14名が参加し、11月の第1弾では、全国の中高生や大人たちとのオンラインイベントの開催やそれぞれの町の魅力を紹介する動画「僕らの町、キュンです」を自主制作し、YouTubeに公開するなどの活動を行いました。

　今回のイベントは、その第2弾で、参加した生徒たちは、1月末から「企画者」と「登壇者」のチームに分かれて準備を行い、オンライン上で何度も事前打ち合わせなどを重ねてきました。企画者側としては、同校1年生の南松輝久（なんまつ　てるひさ）さん、土谷幸楽（つちや　さら）さん、徳永あづ美（とくなが　あづみ）さんの3人が参加し、企画・集客・当日のイベント運営などに取り組みました。

　イベント当日、吉田力輝（よしだ　りき）さん（高2）、渕莉緒（ふち　りお）さん（高2）は、密を避けるために別々の部屋に設置したパソコンやスマートフォンを使い、プレコンに参加した100名を超える全国の大人たちに向けて、力強いプレゼンテーションを行いました。

　プレゼンを終えた吉田力輝さんは「プレゼンは、学校や課外活動でもやったことがなくて初めの体験だったんですが、勝畑さんや他の大人の方から手取り足取り教えてもらったので、なんとか終えることができてよかったです。リサーチの大事さが身に染みたので、これからの生活に活かしていきたいと思います。」、同じく渕莉緒さんは「とても緊張しましたが、自分の想いをちゃんと、応援者の方々に伝えることができてうれしかったです。」とそれぞれ感想を話してくれました。

第1回フミダスで中高生が制作した市の魅力を紹介する動画「僕らの町、キュンです」はこちら

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