本文
3月27日、「国際交流フェスティバル」が開催されました。
これは、市内に住む外国人と地域住民の交流を目的に外国人技能実習生等の監理団体「豊後高田International Contribution事業協同組合」が主催したものです。
第1部では、学びの21世紀塾市民講座として、ベトナム出身で地域おこし協力隊として活動しているチォン クイン チャンさんがベトナムの風習や歴史、食文化などについて紹介しました。
チャンさんは、南北に長い形をしているベトナムは、北部・中部・南部の気候が大きく異なり、それぞれ違った文化があることや、フランスの植民地となっていたこともあるため、フランスパンを食べ、コーヒーを飲む習慣があることなどを説明。最後は「シン チャオ(こんにちは)」や「カム オン(ありがとう)」など、簡単なあいさつを参加者全員で練習しました。
第2部では、昭和の町の駅通り商店街で、ベトナム料理やミャンマー料理等の販売とアオザイの着用体験が行われました。
ブルヴァール前では、ベトナム料理の「生春巻き」や「フォー」をはじめ、インドネシアの「ナシゴレン」やミャンマーの「ナンジートゥッ」など、アジア各国を代表する料理が販売されており、長い列ができていました。
また、オープンしたばかりの「RILNO(リルノ)昭和の町 ショールーム」では、ベトナムの伝統的な民族衣装であるアオザイの着用体験コーナーが設けられ、アオザイを着て昭和の町を散策する人の姿もみられました。また、ベトナム人の方も日本の着物を着用し、お互いの文化をそれぞれ楽しみました。